ミシガン州ミッドランドCCで開催されたダウ選手権最終日、吉田優利と馬場咲希のペアは、まるで呼吸を合わせるような完璧な連携で最後まで戦い抜き、感動的な3連続バーディ締めで堂々の6位入賞を果たした。フォアサム形式という、2人が交互にショットを打ち合いながら良いスコアを採用していくこの形式では、お互いの信頼と連携が何よりも求められる中、吉田が冷静にパーパットを決めて流れを作り、その直後に馬場がバーディパットを決めるという最高のコンビネーションでギャラリーを魅了した。
16番パー4では吉田が確実にパーパットを決めて空気を整えると、馬場が4メートルのバーディパットを決めてガッツポーズ。17番でも同じように吉田がパーを確定させてから、馬場が迷いのないストロークで4メートルのバーディを奪取。18番パー3では、吉田のバーディパットを参考にした馬場が、しっかりラインを読み切りながらスライスラインを曲げて決め切り、3連続バーディで締めくくった瞬間は、会場全体が笑顔と拍手に包まれた。
この日、2人はボギーなし、9バーディという完璧なラウンドで「61」を記録し、トータル16アンダーでフィニッシュ。今季初のトップ10入りとなった吉田は「咲希ちゃんが取ったバーディです」と謙遜しながらも、しっかり要所でパーを確定させて相棒の馬場が安心してバーディを取りにいける環境を作り続けたことが、今回のハイスコアに繋がった大きな要因だった。
馬場は「優利さんが先にパーを取ってくれるので、安心してバーディパットに集中できた」と感謝を口にし、試合後には二人で笑顔で飛び跳ねて喜びを分かち合う姿が印象的だった。お互いの強みを引き出し合う姿勢が最後まで崩れず、プレッシャーのかかる場面でも笑顔と冷静さを失わず、二人の絆と信頼が見えた瞬間だった。
コース外でも二人は共に食事をしながら過ごし、長い時間を共有したことでプレー中のコミュニケーションも自然なものとなり、それがスムーズな連携に繋がった。馬場は「最近はアプローチが残ることが多かったが、優利さんの技の多さに驚かされ、私ももっと引き出しを増やしたいと感じた」と尊敬を込めて語った。
一方、吉田は「咲希ちゃんはショットが飛ぶし、短いクラブで打てるし、パターもうまい。気持ちと技術をかみ合わせるのが上手なポテンシャル大な選手」と後輩への期待を口にし、今後のツアーでの活躍を確信しているようだった。
次戦はフランスのエビアンリゾートGCで行われる「アムンディ・エビアン選手権」。馬場はアプローチ、吉田はスピンコントロールと、それぞれが次戦に向けて磨きたい課題を共有し、一時帰国する短い期間で体調を整えて次なる舞台へと挑む準備を進める。連戦で疲労が残る中でも、笑顔で「楽しかった」と言える試合だったことが、今回のダウ選手権で得た何よりの収穫となった。
ゴルフは個人競技でありながら、このようなフォアサム形式でのペア戦は、お互いを信じ、支え合うことで強さを発揮する競技でもあることを再認識させてくれた。吉田と馬場のコンビネーションは、これからの女子ゴルフ界に新たな希望と可能性を見せてくれた瞬間であり、多くのファンにとって忘れられない大会となっただろう。
この経験を糧に、さらに成長した姿でフランスの舞台に立つ二人の姿が今から楽しみである。
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